CD REVIEW

MISSING   PARSONS   Late nigths Early Days


私のフェバリット・ドラマーであるテリーボジオが在籍していたミッシング・パーソンズのライブが唐突にバンダイより発売された。つい先日海賊版のCDを購入して
聴き狂っていたところなので、非常に嬉しい!個人的には97年最大の収穫かも知れない。メンバーは殆ど、ザッパスクールの卒業生であり、超絶テクの持ち主
ばかりなのに、全員化粧してB級の感じがぬけないテクノ風味のロックン・ロール
をヤッテイルのが最高である。小倉エージ氏も書いていたように、ミカ・バンド、
シーナアンドロケッツにも通じるイケイケ感覚が堪らない。
なんといっても、リードボーカルのデイル・ボジオが強力だ。なんせ、プラスチック
ブラで名を馳せた 位で、このダイルの初期のイメージが余りにも強いので、大分
損をしているバンドである。しかし、ザッパ→ブレッカーブラザース→UKと渡り歩いたテリー自身のバンドが、こうしたバンドになるとは!
今聴いても全然古びていない所が凄い。